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"Oracle9i R1(9.0.1)"をLinuxにインストール - #2 OUI実行編

1.OUI(Oracle Universal Installer)の起動

CD-ROMドライブに "Oracle9i Database"の1枚目のCD-ROMをセットし、自動マウントされなければ手動でマウントします。
以下の手順は一部を除きすべてユーザ「oracle」で実行する事になります。
マウントしたら"su"コマンドで"oracle"になって、CD-ROMのルートにある"runInstaller"を実行します。

"runInstaller"の実行に際して、"/mnt/cdrom"に移動(cd)してはいけません。

[root@host root]# mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
[root@host root]# su - oracle
[oracle@host oracle]$ /mnt/cdrom/runInstaller

「ようこそ」の画面が立ち上がったら[ 次へ ]ボタンをクリックしてインストールウィザードを開始します。

2."Oracleインベントリの場所"の設定

"{上記手順2で環境変数に設定した"$ORACLE_BASE"}/oraInventory"がデフォルトで入力されているはずです。
(この手順どおりであれば"/opt/oracle/oraInventory")
複数バージョンのOracleをインストールする等以外は特に変更の必要はありませんので、そのまま[ 次へ ]ボタンをクリックします。

入力されていない場合は、ご自身の環境に合わせて"{$ORACLE_BASE}/oraInventory"を入力してください。

3."UNIXグループ名"の指定

ユーザ「oracle」のプライマリグループである"oinstall"を入力します。
入力したら、[ 次へ ]ボタンをクリックします。

4."orainstRoot.sh"の実行

"orainstRoot.sh"の実行を促すダイアログが出てくるので、ダイアログはそのままで別途ターミナルを起動し、"root"で"/tmp/orainstRoot.sh"を実行します。
終わったら、ダイアログに戻って[ 続行 ]ボタンをクリックします。

"root"でログインしていれば、新規ターミナルは"root"で開かれるはずですが、"root"以外のユーザでログインしている場合は"su"コマンドを使って"root"になってから実行します。

[user@host user]$ su -
password:
[root@host root]# /tmp/orainstRoot.sh
Oracle インベントリ・ポインタ・ファイルを作成しています。(/etc/oraInst.loc)
グループ名変更中: /opt/oracle/product/9.0.1/oraInventory から oinstall.
[root@host root]#

5."ファイルの場所"の指定

"ソース"も"インストール先"も共にデフォルトの指定のままノータッチです。
そのまま[ 次へ ]ボタンをクリックします。

6."使用可能な製品"の選択

今回はPHPでOracleデータベースへ接続する為の環境作りですので、クライアントが入っていれば十分です。
"Oracle9i Client 9.0.1.0.0"を選択して、[ 次へ ]ボタンをクリックします。

7."インストール・タイプ"の選択

今回はPHPからOracleデータベースを利用する為の必要最低限しかインストールしませんので"Custom"を選択して、[ 次へ ]ボタンをクリックします。

8."使用可能な製品コンポーネント"の選択

今回は必要最低限しかインストールしませんので、以下の4つ以外はチェックを外します。

  • Oracle Call Interface (OCI) 9.0.1.0.0
  • Oracle XML Developers Kit 9.0.1.0.0」(Oracle必須につき外せません)
  • Oracle XML SQL Utility 9.0.1.0.0」(Oracle必須につき外せません)
  • Oracle Net Services 9.0.1.0.0

チェックし終わったら、[ 次へ ]ボタンをクリックします。
(グリグリっとプログレスバーが80%ぐらいのところまでは順調にインストールされていくはずです。)

一部に依存関係によってチェックを外す順番で「必須のコンポーネント」だとエラーが出て外せないものがありますが、先にそれ以外のチェックを外してから再度チェックを外せば怒られません。

当然のことながら、これらの親コンポーネントである「Oracle Client Program」は外せません。外せても外したらだめです。

9.エラーの回避

80%を過ぎた辺りで「ボンッ」とエラーダイアログが出てきます。
ダイアログはそのままにして、別途ターミナルを起動して、「$ORACLE_HOME/bin/genlntsh」を以下の様に編集・保存します。

[oracle@host oracle]$ vi $ORACLE_HOME/bin/genlntsh
                   :
#LD_SELF_CONTAINED="-z defs"     (コメントアウトする)
LD_SELF_CONTAINED=""             (追記または上の行をコピって編集)
:wq   (保存して終了)
[oracle@host oracle]$

上記のスクリプトファイルの編集が完了したら、そのままそれを実行します。
少々時間が掛かりますのであちこち弄らず気長にお待ちください。

[oracle@host oracle]$ $ORACLE_HOME/bin/genlntsh
         (処理が終わるまで待ちます)
Created /opt/oracle/product/9.0.1/lib/libclnst9.a
[oracle@host oracle]$

スクリプトの実行が完了したら(プロンプトが帰ってきたら)先程のエラーダイアログに戻って、[ 再試行 ]ボタンをクリックするとインストールが再開し、問題なく進んでいくはずです。

一通りのコンポーネントのインストールが終わると自動的に"構成ツール"が起動します。
"Oracle Net"の構成は、接続するデータベース(サーバ)に関する設定を手動で行う事になります。
という訳で、続いて「"Oracle9i R1(9.0.1)"をLinuxにインストール - #3 Oracle Net 構成編」に進みましょう。

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