トップ  »  コンピュータガイド  »  サーバ関連  »  Postfix  »  Postfixの転送設定

Postfixの転送設定

概要

例えば、ある企業内ユーザが一定期間他社に出向する様な場合で平行して自社の業務にも携わるという事は良くある事です。
こんな場合、自社のメールアカウント宛てのメールもチェックしなくてはならないのに、出向先ではセキュリティ上、他社のPOPサーバにアクセス出来ないなんて事もよくある話です。
或いは、自社の方がセキュリティ上、社外からのアクセスを禁じている場合もあるでしょう。
こんな場合は".forward"ファイルを作る事によってそのユーザのメールを転送してあげる事が可能です。

".forward"ファイルの作成

転送設定したいユーザのホームディレクトリに".forward"ファイルを作成し、以下のように記述します。

下記の例は"ichiro"というアカウントのユーザが"tasya.com"ドメインの"i.suzuki"というアカウントを与えられてそちらに転送設定するというシチュエーションです。
1行目に設定するアカウント名(ユーザ名)、2行目に転送先のメールアドレスを記述します。転送先が複数の場合は3行目、4行目、・・・と改行して記述します。
1行目のアカウント名の前に\(バックスラッシュ)を付けると転送元のサーバにもメールが残され、\(バックスラッシュ)を付けなければ転送元には残さずに転送されます。
勿論、設定するのは転送元のサーバです。

[user@host user]$ su -
Paassword:
[root@host root]# vi /home/ichiro/.forward
\ichiro   (先頭の"\(バックスラッシュ)"を取るとスプールに残らない)
i.suzuki@tasya.com
:wq       (保存して終了)
[root@host root]#
		

作成したファイルのオーナーとパーミッションの設定

作成したファイルのオーナーを転送設定するユーザに変更し、パーミッションを"600"に設定します。

[root@host root]# chown ichiro.ichiro /home/ichiro/.forward
[root@host root]# chmod 600 /home/ichiro/.forward
[root@host root]#
		

以上で完了です。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.ezms.net/mt/mt-tb.cgi/8